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プロジェクトにおける
「集中」とは
目標(勝ちの定義)が
少なくともある一定期間は一つだということ・・・
この仮説はあっているだろうか?
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もっとも弱い生き物は、その力を単一の対象に集中させることによって、何事かを成し遂げることができるのである。
カーライル(歴史家)
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弱小チームがどうやって世界と戦うことができるのか?
面白いものを作り、少しでも笑顔が溢れ、優しい世界にする。
たくさんのプロデューサーを輩出し、夢を実現する人で世界を溢れさせ、それにより、向こう100年の世界の成長を実現する。
(70年後くらいからはおそらく成長に価値が自然となくなってくると予想する。人類はそっちへ向かうと思っている。)
そんな世界にするために、僕らは戦う。
さあ、考えよう。
何もない弱小チームである僕らが世界をへこませるような最高の仕事をするために何が必要なのか?
それはリソースの集中とメンバーの成長だ。
それをもたらすのが挑戦だと思っている。
「りんご姫プロジェクト」は絵本りんご姫を中核として
舞台、映画、アニメ、音楽、ライブ、学校、多数のプロジェクトが並走して走っている。だからこそ新しい挑戦になるわけだが、それを漠然と並走させては、何一つうまくいかなくなってします。
どんなに頑張っても全部が60点になってしまう。
それでは世界を凹ますどころか、お友達に褒めてもらえる・・・くらいのレベルになってしまう。
ではどするか?
歴史家のカーライルがこう言っている。
「もっとも弱い生き物は、その力を単一の対象に集中させることによって、何事かを成し遂げることができるのである。」
とすると僕らが集中させる単一の対象とは何か?
それを選ばないといけない。
それはおそらく「目標」だ。
ある一定期間は一つの目標に集中する。
その目標は、期限があり、できたか、できなかったか、
が明確に分かるものでなくてはならない。
いわゆる、SMARTの法則だ。
WBCの野球チームも
それぞれの選手が、それぞれの夢や目標があるだろうが
少なくとも、この2ヶ月は、人生の全てをWBCの優勝に賭けてきた。
家庭のことも、恋愛も、自分のチームの強化も、遊びも、
おそらく、この2ヶ月は脇役だったと思う。
ただ、一つの目標。世界一に向けて集中した。
他のこともやっていたかもしれないが、基本は脇役になっていたと思う。
でも、大会が終わった今はメンバーみんな違う目標で戦っている。
僕の仮説。
いろいろやっていてもいい。
作業は並行して複数種類やってもいい。
ただ、ある一定期間は一番大切にしている目標(勝ちの定義)は
明らかなものが一つである必要があると思う。
運良く、そのゲームに勝つかもしれなし
負けてしまうかもしれないが、
勝つ確率を上げ成長をするためには、
一つに絞る必要があると僕は考える。
さて、今の「りんご姫プロジェクト」は何に集中すべきか?
僕は
5月までは絵本を1万部にする
ことに目標を集中したい。
そしてそれを成し遂げて(あるいは負けて)
次の勝負、舞台や、映画や、メタバースや、NFTやゲーム、学校の目標に入るべきだと思う。
違うかな。
どうだろうか?
全ての作業は進める。舞台も並行して進めるし、映画も、音楽も進める。
でも今僕が人生をかけて勝負するのは、
5月までは
絵本りんご姫を1万にする勝負だ
他に目標を持っていてもいいし、
作業もいろんなことをしてもいい
ただ、最も頭に上がる目標、
圧倒的に頭のリソースを使っている目標、
これを「絵本りんご姫1万」。
に持っていくべきだと考える。
それが弱小チームが勝つ方法だ。
そこを勝った後の世界をイメージしながら
その後に行動も計画しながら
あたまはまず絵本りんご姫を1万、世界に届けることに多くを使おうと思う。
もっと集中。
もっと素早く動け。
僕らは弱い。
だからこそ、全てのエネルギーを可能な限り
一点にまずは集中だ。
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