top of page
検索

自閉症のお子さんを持つお母さんの支援をしたい



□□□□□□□□


自閉症のお子さんを持つ

お母さんの支援をしたい


□□□□□□□□□


神様は私たちに成功してほしいなんて思ってません。ただ挑戦することを望んでいるだけよ。


マザーテレサ


□□□□□□□□


僕は人生初のアニメ『ノアとりんごの木』

の主人公をノアくんという自閉スペクトラム症の10歳の男の子にした。

そして、僕はその少年を人生初の絵本『りんご姫』の中でも主要な役割を演じてもらうことにした。

僕がなぜそこまで自閉スペクトラム症の子供に肩入れするのか?


そこには2つの理由がある。


一つ目に、差別やいじめの対象になりやすいと言われている自閉スペクトラム症の子供が、いずれ、世界中を幸せにする大きな仕事をするなんて痛快だなって思ったこと。どんな個性でも最高なんだっていうことを伝えたかった。

僕が追い求める多様性を受け入れる社会の創造、そのために自閉症の男の子の活躍は最高だなって思ったんだ。


そして二つ目の理由が、あるお母さんとの出会いだ。


今から14年前、僕は全国縦断クッキングツアー2009と銘打って日本全国26ヶ所でボランティア料理教室を開いた。笑顔を失い始めたコショクな日本の食卓に笑顔を取り戻すための取り組みだ。

その時、縁あって、自閉症の男の子を持つお母さんにインタビューをさせてもらう機会を持った。

小五の息子は、10年間、うどんとお好み焼きしか食べず、暴力的で、家庭は不安定だった。

でも、お母さんが、美味しい料理を作れるようになったおかげで、その子は色々な食事をするようになり、行動は安定し、食卓に笑顔が溢れるようになった。


そんな物語を聞かせてもらった。


そのインタビューで聞いたお母さんの壮絶な毎日は、僕の想像を軽々と超えて苦しく、困難なものだった。


癇癪(カンシャク)を起こし、周りの全てを破壊しまくる息子。


学校に行きたくないと、車から降りず、フロントガラスにひたすら自分の頭を打ち続け血まみれになる息子。


それを止めに入った自分に頭突きをしまくり、自分も血まみれになってしまう。


電車のホームで待っていると入ってくる電車に息子が飛び込もうとする。

必死に抱きしめて抑え込もうとするのだが、暴れる息子の頭突きが自分の鼻にあたり自分の鼻血がホームで飛び散る。


助けようとしているだけなのに、なぜか自分の血が飛び散っている。


その時、走りゆく電車を見ながら、

ふと思っちゃいけないことがよぎるそうだ。




この手を離しさえすれば、全てが終わる。

自分は楽になれるのではないか・・・と。





さて、あなたは、そんなことを少しでも考えてしまうこの女性を非難することができるだろうか?

10年間、1日の休みもなく、ただひたすら、一人で、暴れる息子を抱きしめ続けた女性が、楽になりたいと思うことを非難できるだろうか?


僕にはできなかった。


その時から、僕は彼女のインタビューを機会があるごとにたくさんの人に見てもらった。

おそらく、数万人には見てもらったと思う。

僕自身も500回くらいは見たのではないだろうか?


だから僕はずっと自閉症の子供を持つお母さん、お父さん、その他、関係の方々の役にいつか立ちたいと思っていた。


AIが作り出した絵本りんご姫に最初に登場する男の子の顔をスガワラ先生に見せてもらったときに、僕は思ったんだ。

この子はきっと自閉症で、そして、そんなこの子がいずれ世界中を幸せにする大活躍をする。そんな物語を見たいって。




僕は今回の「りんご姫プロジェクト」で、もし利益が上がるような日がきたら、自閉症のお子さんを持つお母さん、お父さんの勇気になるような支援に使いたいという夢がある。

今は大赤字のプロジェクトだが、いつかはそんなことをしてみたい。


あの日、インタビューをして

ただ泣いているだけで何もできなかった自分がいた。


でも、今の僕なら、何か、役に立てるのではと思っている。


世界中にいるノアくんのお母さんの支援を僕はしたいんだ。


先日、自閉症のお子さんを預かる施設に

お金や必要な物品を購入して支援をしたいと申し出た。

園長先生にそのことを頼むと、ありがたいお話ですが、公の施設になるので、お金お受け取ることはできないと丁重に断られてしまった。

それはそうか?


では、どんな支援を僕はできるのだろう?

考えてみよう。

りんご姫プロジェクト、絵本、アニメ、映画、舞台、音楽、コミュニティ、学校、そこで得た利益をどこで使えばいいのか、今、悩んでいる。


マザーテレサは言った。


『神様は私たちに成功してほしいなんて思ってません。ただ挑戦することを望んでいるだけよ。』


僕もそう思う。

どんな状況の中でも

どんな障害があっても

その状況から挑戦することは

誰にだってできる。


障害がなんだ。

人と違うことはなんだ。


不平等をものともせず、

挑戦し続ける

そんな人たちを応援するために

この「りんご姫プロジェクト」は生まれたんだ。


今、正直、りんご姫プロジェクトは、思うようになんて少しも行ってない。

でも、その状況の中から、また挑戦を始めたいと思う。

僕が、そのことを実践で証明しないと!


皆さんもまずはアニメノアとりんごの木を見てほしい

そして自分も何かできないかを考えてみてほしい


世界中にいるノアくんのお母さんたちを一緒に支援していきましょう。

まずは、自分自身が挑戦する姿を見せることかなって思います。




閲覧数:19回0件のコメント

Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
bottom of page