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伊藤忠創業者の言葉を肝に銘じて


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ビジネスの世界で

スピード=情熱

そのスピードとは着手の速さだと思う


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商売人にとって重要なことは、機敏なことである。

伊藤忠兵衛(初代)(伊藤忠創業者)


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絵本りんご姫の第一稿をスガワラトモコ先生が上げてきたのは、昨年の10月30日だった。

少しミッドジャーニーが話題になり初め、まだ、ChatGPTを知っている日本人はほぼいない時代だ。

その時にすでに先生はとりあえず生成AIで作ったおそらく世界初の絵本を創り上げてきた。

まだ世界中が、ミッドジャーニーですごい絵ができるねっていうのを個人が自慢しあって、じゃれあっている程度の時代に、すでに先生は、コンテンツを作り、まとまった価値あるものに仕上げようとしたのだ。

この先生の先見性はすごいと思う。


昨年後半の生成AIミッドジャーニー(お絵描きAI)の最大の弱点は、同じ人物を描けないこと、そして、例えば、手の指が描けないこと等だった。

つまり人物を描くのが苦手で、同じ人を描くのが大変だということだ。

物語である絵本にとって

この同じ人物を描くのが難しいという壁は致命的だった。


それを先生はどう乗り越えたのか?


それは


なんと


ガッツだ(笑)


何百枚、

何千枚もAIに描かせ、

なんとか辻褄が合うように

ガッツで作り上げたのだ(笑)。


時代の変わり目とはそういうものだろう。


力技(ちからわざ)が横行する


当時の僕らにとって大切なのはスピードだった。


歴史の変わり目で自分が何ができるのか?

必死に考え、とにかく動いた。


スガワラ先生がまずは第一稿を作ってくれてすぐ

僕は物語の登場人物のキャラクターとその前後70年の物語作りに入った。

当時の僕が考えたノアくんのキャラ設定がこれだ。


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多少今は変わっているが大枠はこの時の設定で今も作品は作られている。

みなさんの持っている絵本を見てもらうとノアくんの登場シーンがあると思う。

こんな絵のシーン。りんご姫が国を出てすぐのシーンだ。

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このシーン当初はこういう内容で書かれていた。



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でも印刷された絵本ではこうなっているのを確認してもらえると思う。



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もともとは、ただの性格の悪い男の子としてノアくんが描かれていた。

しかし、その後、菅原先生と相談しながら、キャラ設定を深く深くしていった。

その結果、今、みなさんが持っている本では、この部分は上のようになっている。


そう、なんと、自己紹介を言っているのだ。名乗っている。

そんな意地悪な子はいない。

ノアくんは意地悪なのではなく、コミニケーションが少し苦手なので、傷つける表現を悪気もなく使ってしまうという設定があるからこそのセリフになっているんだ。

何か物語を描くとき、それぞれの人の設定をどこまで細かくできるかは重要だと僕は思っている。その設定ができているからこそ、絵本の中でのノアくんは、悪口的な言葉でりんご姫を傷つけるのに、自分の名前を丁寧に名乗ることになるんだ。


そして、このキャラ設定から、

みなさんがもう見てくれましたよね?

アニメ『ノアとりんごの木』が着想され出来上がる。

もう4000人を超える人に見てもらえたアニメだが、あのアニメも、このキャラ設定から始まっている。


そして、絵本で最もりんご姫に影響を与える人物、

あの「森の老婆」もすでに、

若い時から、なぜ、森に住むようになったのか?

なぜあんな素敵な言葉を持っているのか?

なぜ、りんご姫にこんなに優しくしてくれるのか?

その謎はすでに実は設定してあるんです。


絵本を読み返して、

アニメを見返しておいてください。


これから作る作品、コンテンツで、

老婆がどんな若い時代を過ごしたのか?

りんご姫との関係は?

なぜ絵本では森の老婆の家にいた黒猫がノアくんのアニメにも出てきたのか?


そんな謎が一つ一つこれからのコンテンツで明らかになってくるので、楽しみにしてもらいたいです。


とにかく僕はスピード重視で、

大急ぎで作ってもらい、

変更をかけ

みなさんの手元にどどけました。


特に管原先生には本当に迷惑をかけて

スピーディに対応していただきました。

どんどん変化させてくれて

僕の期待を軽々と超える最高の絵を作ってくれましたが、

その裏では、数千枚のボツの絵があるんです。


先生は案外腕力で仕事をします(笑)。


さあ、これからクリエイティブについてもどんどん伝えていこうと思います。

みなさんにりんご姫という壮大な物語を好きになってもらいたいので

全部話していこうと思います。


ということで

とにかく重要なのは時代を読みつつ

着手するスピードだと思っています。


「商売人にとって重要なことは、機敏なことである。 」

伊藤忠兵衛(初代)(伊藤忠創業者)の言葉

本当にそう思います。



次回以降、どこかで、

この絵本のテーマで僕が最も重要視したセリフ


「その瞬間、お前の周りの世界は何一つ変わっていないのに、

そのすべてが変わるんだ」


という最高のセリフ

このセルフに込めた思いを伝えたいなぁと思います。






 
 
 

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